冬季の給水について
暖房や温室で管理しがちな日本の冬。
特に関東平野は乾燥が酷くて、油断すると30%近くまで湿度が下がるなど、温度以上に苦労されてる方もいるようです。
そんな厳冬期、高温多湿な夏よりも壊滅させやすいダンゴムシにとって危険な季節で、私も何度かやらかしました。
特にSoil飼育は水切れしやすいので、夏以上に気にかけて下さい。
ヤシガラへの霧吹きだけでは、油断するとカラカラになります。
ここで言う油断とは『ちょっと残業が続いて』だとか『家族サービスで』だとか『まだ大丈夫だろう』などなど、私たち飼い主側のちょっとした事情でいつものルーティンな管理がルーズになった時の事です。
その油断でカラカラの干物を作ってしまうのが日本の冬です。
まめに霧吹きと、底面の保水材にも給水する手間を忘れずに。ほんの数ccの水を隅に給水するだけで壊滅を免れます。
そこで役立つのがダイソーなどのコスメコーナーで販売しているシリンジ。霧吹きではヤシガラばかりビショビショにさせてしまい、生体を濡らすリスクなく底まで加水できる便利な道具です。
ただし慣れるまでは一日に1〜3cc程を隅一箇所に止め、翌日まで様子をみましょう。水はジワジワと時間をかけて回るので、加減を覚えるまで気をつけて下さい。